ねぇ、きみ、きみは知らねばならないよ、その瞬間に発せられた言葉だけが、あらゆるもののうちでもっとも平凡なその瞬間を光で照らし、その瞬間を忘れがたいものにしてくれるんだってことを。

(ミラン・クンデラ『ハヴェル先生の二十年後』 西永 良成 訳)



バイオリンの音は風と一緒に流れ去り、舞踏家のステップは木々の揺らめきに紛れ、詩人の声は光に溶けてゆく。次の朝目覚めた時胸に残っているのは、風と林と光だけだ。

(小川 洋子『ブラフマンの埋葬』)





藤崎了一『Vector of Energy』(the three konohana)

一見バラバラな作品たちは、タイトル通り力学というコンセプトによって繋がれた、どれも素晴らしいものでした。特に油にインクを落とした際の動きをハイスピードカメラによって捉えた映像作品は、いつまでも見ていたいと思わせるものでした(実際、長時間眺めていました)。


(2016.5.8)




「こども図工室とマキコムズ展」(KOBE STUDIO Y3)

マキコムズは神戸を中心に
驚くほど多彩なワークショップを展開している、
女性ふたりによるアートユニットです。

今回の展覧会は、KOBE STUDIO Y3で開催してきた
こども図工室から生まれた作品群を集めた
彼女たちの集大成とも言える内容です。

期間中(1月30日まで)はワークショップやトークイベントなども開催されます。
等身大のキリンやワニ、箱象など
見ているだけで楽しい(一緒に作るともっと楽しい)
作品にぜひ触れてみてください。


(2016.1.18)




Gallery Kaiで開催された、
palla/河原和彦さんの作品展「STROKE」に行きました。

これまでとは少しテイストが違いますが、その作品の格好良さは変わらず、
とてもユニークな立ち位置のアーティストだと思います。

いつも優しい河原さんに甘えてまたまた長居してしまいました。


(2015.10.21)




アートエリアB1で開催された、
池水慶一さんの個展「今年の夏、私は象になった。」に行きました。

池水さんが在廊されていて、お話を伺うこともできました。

2013年の象の等身大写真はデジカメで撮られたと聞いてビックリ。ニコンのスタッフにアドバイスを受けながら制作されたそうですが、彼らも(理論上は可能だと知ってはいたものの)デジカメ画像を実際にこれほど大きくプリントするのは初めてだったそうです。

2枚目の作品は象の足跡なのですが、当初出品した際には、今回のように制作風景写真を添付していなかったので、本当に象に歩いてもらったとなかなか信じてもらえなかったと仰っていました。


(2015.10.13)




京都のCOHJU contmporary artで開催中の
palla/河原和彦さんの個展『断面 SECTION』に行ってきました。

ネット上でもたくさんの作品を公開している河原さんですが、
和紙にインクジェットプリントされた平面作品では
インクがわずかに滲むために、
パソコンで見る、デジタルのシャープな感じとはまた違った
やわらかでポエティックな独特の風合いを醸し出していました。

映像作品もふたつ見ることができましたが、
コンテンポラリーダンサーを捉えた映像を基にした新作では
映像が折り重ねられたり、ずらさたりするなかで
ダンサーの衣装(チュチュ)がまるで波のように見えてくる
発見と驚きとともに、
可視化された被写体(ダンサー)の顔や手足の表情や、
河原さんには珍しく縦長の構図を採用したことなど、
新境地と言えるような作品でした。

ぼくの素人丸出しの質問にもソフトな語り口で丁寧に答えてくださった
河原さんに甘えて、ついつい長居してしまいました。
ありがとうございました。


(2015.5.8)




毎年恒例、大阪芸術大学の卒業制作展に行ってきました。
今年は家族と一緒だったので、例年と違った楽しみ方ができました。

上から、佐伯至織さんの『考え事』、木村葵さんの『GALACTIA』、中川舞香さんの『思い出』、
谷崎健一朗さんの『雨上がりの午後』、一番下は残念ながら作品名・作者ともに不明です。


(2015.2.27)




掲載するのが遅くなってしまいましたが、今年も大阪芸術大学の卒業制作展に行ってきました。
学内が大規模なアート・ギャラリーと化すこの時期、是非多くの人に体験してもらいたいといつも思います。

今回はその中から5名の作品を紹介します。
上から、冨江亮さんの『fight it out』、高田築さんの『ふろう』、内本美奈さんの『PEACE & Piece & ☆☆☆』、
石元香菜子さんの『白ずみに浸る緒』、山野遊児さんの『ダイヤグラム』、です。


(2014.3.23)




海岸通ギャラリー・CASOで開催された『Natures PALLALINKの10年』に行ってきました。
palla/河原和彦さんの新作『Natures』を始め、素晴らしい平面作品はもちろんのこと、
これまでに発表されたPALLALINKの映像作品をまとめて一挙に観れたのが圧巻でした。

イメージ・映像・音楽が渾然一体となって、元々あった意味性が解体されていくと同時に、
新たな意味や価値観をそこに見出すことができると思います。

なによりそのトリッピーな世界の心地好さ!
時間が許せば、一日中でも浸っていたいくらいでした。

一番下の画像には、pallaこと河原和彦さんの姿も写っています。
今回は話かけることができなくて残念でしたー。


(2013.11.10)




今年も大阪芸術大学の卒展に行ってきました。
今日はとても寒かったこともあって、いつもより長めに演奏学科のコンサートを聴いていました。
お名前は失念しましたが、「夜のガスパール」のスカルボを弾いた方が印象に残りました。

一番下の写真は美術学科日本画コースの戸室桂奈さんによる『ならず者』という絵画。
今日見たなかでは一番気に入った作品です。


(2013.2.16)




大阪芸術大学の卒業制作展2010から。

上から、藤見知佳さん、矢野天悠さん、岩田朋恵さん、赤木洪作さん、矢吹竜也さんの作品です。


(2011.4.17)




「パラモデルの 世界はプラモデル」 2010年6月26日〜8月1日(西宮市大谷記念美術館)

(2010.9.25)




毎年楽しみにしている大阪芸術大学の卒業制作展に行ってきました。

今年は構内の一部が工事中ということもあり、大規模な作品の展示が少なかったような気がしましたが、
それでもお気に入りの作品をいくつも見つけることができました。

上から、森歩美さん、窪愛美さん、外川茜さん、恒吉さん(フルネームは失念)、乾麻耶さん、山中悠生さんの作品です。


(2010.3.6)




藤浩志『Toys Saurus』展 <mori yu gallery> (2009.11.21)


向井正一『ベビテクター heroes』展 <フクダ画廊> (2009.12.19)




ヤノベケンジ in 水都大阪2009 その2

(2009.10.4)




京都。

(3枚目の写真は、京都国立近代美術館における、イチハラヒロコさんと箭内新一さんによるインスタレーション『プレイルーム。2009』の会場で撮ったものです)


(2009.9.27)




9月19日から23日まで大阪市役所玄関前で行われた、
大阪市主催のワークショップ『パラモデルといっしょにプラレールであそぼう!』

私も19日のボランティア・スタッフとして参加し、
僭越ながら、司会も務めさせていただきました。

その際、少しだけお話もさせていただきましたが、
通常、おもちゃの電車を走らせるためにあるプラレールを使って絵を描く、
という少しばかりの発想の転換によって、これだけ豊かな世界が広がることには驚きを禁じ得ません。
そこにはアーティストだけでなく、我々にも学ぶべき何かがあると思います。

現在、パラモデルの個展『P級建築士事務所』が京都のMori Yu Galleryで開催されています(10月4日まで)。
よろしければ是非一度ご覧になってみてください。


(2009.9.19)




今回の水都大阪のメイン・アーティストともいえる、ヤノベケンジさん。
イロイロな会場で様々なサイズの作品が展示されています。
一度体験すれば、あなたもきっと『トらやん』を好きになってしまうハズ!?


(2009.8.25)




8月22日から始まった『水都大阪2009』、
イロイロ意見はあるかもしれませんが、個人的には結構楽しめました。
会期は長いので、機会があれば一度はどうぞ。

まずはメイン会場入口すぐにある、淀川テクニックさんの作品から。
素材はすべて淀川に捨てられたゴミで出来ているそうです。



続いては、大好きなパラモデル。
「パラモデリック・モータープール」と題したインスタレーション作品で水都に参加。
淀川テクニックのすぐ近くのブースに展示されています。
写真を嵌め込んだ両サイドのガラス窓に日の光がいい具合に差し込んでいて素敵でした。

会場で、パラモデルの中野さんと少しだけお話できたのですが、
監視員がいたにも関わらず、見学者に作品を弄られたようで
「滅茶苦茶にされて、めっちゃ悲しい(泣)」と仰っていて、
夜にも関わらず、修復作業をひとり黙々とされていました。

一見無造作に置いてあるようにみえるオモチャも
すべてアーティストの意図によってそこに配置されたものなのですから
みなさん、作品には触れないようにしましょうね〜


水都大阪2009 → http://www.suito-osaka2009.jp/

(2009.8.23)




サントリーミュージアム → http://www.suntory.co.jp/culture/smt/index.html

(2009.6.21)




TIME'S(京都市中京区木屋町)

安藤忠雄の初期作品として名高い商業ビル。
街に埋もれてしまいそうな場所にありますが、入り組んだ内部と、
水辺(川)を巧みに取り込んでいるのが、安藤建築ならでは。


(2009.6.17)




アイセルシュラホール(大阪府藤井寺市)

正式名称は藤井寺市立生涯学習センター。
館名のシュラは、藤井寺で出土した、古墳時代の修羅(運搬用ソリ)から採られています。
デザインもそれをモチーフにしており、突飛で奇天烈な印象もありますが、
個人的には、地域のウリを踏まえて生かした、なかなか格好良い建物だと思います。


(2009.1.30)




水間寺(大阪府貝塚市)

天台宗別格本山のお寺です。
貝塚市は二色浜のイメージが強かったので、
此処を訪れてみて、また違った印象が新たに加わりました。

大阪にもまだまだ知らない場所がありそうです。


(2009.1.19)




富田林市富田林町。いわゆる「富田林寺内町」はこのエリアになります。
その古い町並みも良いですが、周辺にあるレトロな商店も味わい深いです。


(2008.12.24)




ちょっと用事があって、新世界界隈に行ってきました。
なんとなく色を消したくなる町です。


(2008.12.13)



大阪ところどころ。


長居スタジアム。


長居スタジアムに隣接する長居プール。
黒川紀章さんによる設計です。


大阪市天王寺区にある「口縄坂」。「大阪みどりの百選」のひとつに選ばれています。
織田作之助の「木の都」のなかで、この坂について言及されていて、
坂の上にある文学碑には、その「木の都」の一節が刻まれています。


難波八坂神社。意外と知られていない、都会の隠れたスポット。
巨大な獅子舞台は一見の価値あり、です。


安藤忠雄さん設計の京阪電車「なにわ橋駅」の出入り口。
壁の内側には、LEDを内蔵したガラスブロックが配列されていて、
夕方になると、ご覧の通りになります。


(2008.12.5)


→ photo過去ログ1

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